元書店員による本の話

【読書術】速読のススメ、どうすれば本を速く読むことができるのか

こんにちは、MSKです。

僕は書店でアルバイトをしているというほどの本好きです。一般的な大学生よりは本を読んでいます(もちろん本当に“読んでいる”人と比べると足りなすぎる読書量ですが…)。

いくら読書が好きでも、読むスピードが遅い人はたくさんの本を読むことはできません。もちろん早く読めればそれで良いというわけではありませんし、じっくり読みたい派の方がいることもわかります。

しかし、一定数の人が本を早く読めるようになりたいと思っていることも事実。

今回はどうすれば本を早く読むことができるかについてお話しします。

そもそも「速読」って何?

速読とは、その名の通り文章を素早く読むための技術のことです。

速読しても内容が理解できないから意味がないという人もいれば、速読をすることで今までの何倍もの本を正確に内容を理解しながら読むことができるとする人たちもいます。

正直僕は、正確に読み進めるならそこまでのスピードは出せないし、ざっくりした内容でよければ速読が可能だと思います。

それと、これからお伝えすることを意識するだけで全体的に読書スピードが底上げされるということもあると思います。

MSK
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小説はゆっくり読みたいよね!

速読をするためには

文字をまとまりで見る

人は文章を読むときに一文字ずつ読むことはほぼありません。

大抵の人は文章をいくつかの文字ごとに読んでおり、だいたい3〜4文字ずつと言われています。

特に日本語は3〜4文字の漢字とひらがながくっついて文章を作っている場合が多いので、まとまりで読みやすい言語です。

そのまとまりを大きくすることが速読につながります。

具体的には、5〜6文字を1つのまとまりとして意識して読みましょう。そうすることで全体を読み終わる頃にはかなりの差がついているはずです。

文章をさかのぼらない

あまり文章を読むことに慣れていない人は、少し文章を読んでは戻ってしまうという癖を持っていることが多いです。

この癖があると、文章の最後まで読むのに相当無駄な時間を使ってしまいます。

対処法としては文章をさかのぼる癖がある事に気づくことが一番です。そのあとは繰り返し文章を読むことがないように注意して読んでいきましょう。

また、本をとにかく数読んでいくことである程度さかのぼらずに読むことができるようになるはずです。どうしてもさかのぼってしまうという人は、速く読む事よりも一旦数をこなすことを考えましょう。

読んでいる文章から突飛な目の移動をしない

これは少し難しいのですが、本を読む事に慣れていない人は文章の途中でいきなり2、3行離れたところに視線を移動してしまうことがあります。

先ほどの文章をさかのぼる癖と異なる点は気づくことが難しいという点です。

日本語で書かれている本は基本的に縦書きかつ左に連なる文章なので、「上から下・右から左」を意識しましょう。

文章から大切なことを拾い上げて、そこに力を入れて読む

個人的に一番大事だと思う点です。

文章を読むときに、内容の全てに100%の集中力を出していては速読は不可能です。

大切なことは、前置きなどのあまり本文と関係のないところを10%程度、大切な部分で100%の集中力を発揮することです。

この方法は、文章のどこが大切でどこがいらないかを見極めなければならないので少し難しいですが、本をたくさん読んでいくうちに次第とわかってくると思います。

まとめ

以上のことを知っているか知っていないかでも文章を読むときのスピードが変わってくるとは思いますが、一番大切なのはとにかくたくさんの本を読むことです。

そうすると、次第に本を読むためのコツのようなものがわかってきて速く読めるようになります。

とにかく楽しんで、たくさんの本を読んでみてください!

 

ではまた!

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