特にやらかしてるわけじゃないのに全く内定が取れない…
就活で人事はどこを見てるのか教えて!
このように、就活をしていると内定をもらえる学生ともらえない学生がハッキリと分かれてきます。
日本においてほとんどの学生が通る道である就職活動ですが、どうして「沢山の内定をもらえる学生」と「内定が全くもらえない学生」に分かれてしまうのか。
それは人事が学生の「あるポイント」に注目しているからでした。
この記事では、僕が実際にとある企業で人事を務めている方に話を聞いてきたことをもとに、「就活で人事が見ているポイント」と「内定がもらえる学生ともらえない学生の違い」について解説していきたいと思います。
内容一覧
そもそも内定とは?
内定という言葉はよく聞くけれども、イマイチ意味がわかってないという人のために簡単に解説します。
内定とは、就活のゴールとも言える「卒業後に企業で働かせてもらえる約束」のことです。
この内定を巡って、たくさんの学生が企業の説明会や選考会に参加していきます。
当然全ての学生を採用することはできないため、企業側はどの学生を採用するか考えなければいけません。
そのため面接で落とされてしまい、内定をもらえない学生が出てきます。
中には、説明会・選考会の段階で落とされてしまい面接に行くことすらできない学生もいます。
このような内定がもらえない学生にはある共通点が存在するとのことでしたが、いったい内定がもらえる学生ともらえない学生の差はどこにあるのか。
実際に人事の方が教えてくれたことをお伝えします。
内定が沢山もらえる学生と全くもらえない学生の違い
内定をもらえる学生ともらえない学生の違いって何ですか?
内定がもらえるかどうかの違いは事前準備の差ということでしたが、一体どういうことなのか。
もっと深く聞いてみましょう。
内定がもらえるかどうかの違いは「事前準備」
何か質問はありますか?と聞いた時、自分で調べれば分かることを聞いてくる学生は準備不足です。
事前に企業について調べておいて、説明会・選考会・面接ではそこでしか聞けないことを聞いた方が良いですね。
その会社の生の雰囲気を感じることや、ネットに掲載されている情報から考えられる推測・仮定について質問してみましょう。
事前準備が足りてないと、質問するときに弱い質問しかできないということですね!
就活の場で学生は事前準備をしてきているかが見られている!
現在ほとんどの企業は自社のホームページを持っているので、訪問する企業の情報をきちんと事前に取得し、その企業に対して自分なりのイメージを持っておくことが大切ということです。
しかし、本当にそれだけなのか。
もっと踏み込んだ何かを見ているのではないか。
そう僕が考えていたとき、「就活で人事が学生のどこを見ているか」ということについての最重要ポイントを教えていただけました。
人事が就活で見ているポイント
人事が見ているポイントは「レアリティ」です。
人事が見ている最重要ポイントは「レアリティ」とのことでしたが、いったいどういうことなのか。
わかりやすく解説していきます。
人事が見ている最重要ポイントは「レアリティ」
就活をしていると履歴書を書く場面が多々あるので、この履歴書を例にとって考えていきます。
履歴書の資格欄に「TOEIC800点」と記入できたらプラスになること間違いなしでしょう。
しかし、現在では小学校の時から英会話が授業であるような時代です。
いつか、「TOEIC800点」は誰もが取れるようになるかもしれません。
その時、履歴書の資格欄に「TOEIC800点」と書いていた学生のレアリティはガクッと下がります。
レアリティは周囲の学生と何が異なるかという点で測られるからです。
「TOEIC800点」は、みんなが「TOEIC800点」を取ったら凄くなくなる。
先ほどの事前準備も同じように考えられます。
ほとんどの学生は説明会でその企業を知ろうとやって来るので、事前に企業のホームページなどで予習をしてくる学生は少数です。
この少数の学生に人事は目をつけます。
つまり僕たちにとって大切なことは、いかに少数の学生になれるかということです。
レア度の高い人材を目指せ
レア度の上げ方
レアリティが大切なことを理解できたら、次はレア度の上げ方です。
結論を言うと、「行動すること」自分のレアリティを上げられる唯一の方法です。
そもそも、大半の学生は就活の際に以下のポイントを挙げて来ることが多いです。
- 学業
- サークル
- 学生団体
- アルバイト
ここで同じようなことを話していては普通の学生としか見られません。
なんでもいいから行動することで以下のようなポイントを話せるようになります。
- 1年間留学に行っていた → 異文化の中で○○を学んだ
- アルバイトを20個経験 → 自分の本当にやりたい職種がわかった
- ヒッチハイクで日本一周 → コミュニケーションの大切さがわかった
- 自分のビジネスを持っていた → 時給に頼らないでお金を稼ぐ苦労がわかった
- たくさん自分の作品を作っていた → 学生時代から自分の技術を磨いていた
考えてみればわかることですが、就活期間で人事は学生を嫌という程見ることになるので、当然全ての学生は覚えきれません。
よって、いかに人事の印象に残ることができるかが大切です。
この印象に残るというのはなかなか難しく、一番効果的なことが「珍しい学生」「変な学生」です。
レアリティを上げて人事に確実に覚えてもらえる学生になることが一番大切なことです。
行動することでレア度を上げる
ここで勘違いしてはいけないポイントが1つあります。
それは、失礼な態度をとってレアリティを上げようという考えはタブーということです。
当たり前ですが、珍しい学生は記憶に残るといっても失礼な学生はマイナスの評価を受けるでしょう。
失礼な態度は当然マイナス
まとめ
以上で僕が実際に人事の方に教えていただいた「人事が就活で見ているポイントと、内定をもらえる学生・もらえない学生の違い」は終わりです。
企業によって採用の基準は異なりますが、事前準備を欠かさない学生や実績を残している学生はプラスの評価をもらうことは間違い無いでしょう。
内定を勝ち取るためにも学生時代は積極的にアクションを起こしましょう。
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