どういったポイントをチェックすれば「良い企業かどうか」わかるのか教えて!
就活をしていると今まで知らなかった様々な企業と関わっていくことになりますが、その中から「良い企業」を探すことは難しいです。
しかし、内定をもらえたからといって適当に企業を選んでしまうと「思ってた感じと違う!」となることも珍しくありません。
面接の時、企業の人事は採用人数を確保するため自社の良い点を押し出してくる特徴があるので(そりゃそうですよね)、人の言うことを鵜呑みにするのではなく自分で「その会社がちゃんとしているかどうか」を確かめる必要があります。
この記事では、実際に就活を通して僕が学んだ「この会社ヤベェな」「この会社良さそうだな」という違いを見分けるポイントを紹介していきます。
内容一覧
就活で企業を見極めるポイントは「採用に金をかけているか」
企業の立場で考えた時、新卒採用は今後の会社の発展のためには必須です。
若い人材を取り入れることで今までになかった発想が出てきたり、既存のシステムの欠点を指摘してくれることを期待できるからです。
企業には新しい風を運ぶ新人社員が必要!
しかし、世の中には新卒社員を採用することに費用をかけていない企業がたくさんあります。
今後の会社の成長に必須である新卒採用に費用をかけていないと言うことは、以下の2つの理由が考えられます。
- 会社が設立されたばかりで事業を伸ばすことに注力している
- 新卒採用をしてもすぐに転職されてしまうなどで、新卒採用のモチベーションが低い
会社が設立されたばかりで事業を伸ばすことに注力している
スタートアップなどの「これから伸ばしていかなければならない」と言う企業はこちらに当てはまります。
事業を始めたばかりは、スキルや経験のない新卒の人材よりも即戦力になる中途の人材が必要となります。
そのため、中途採用に力を入れていても新卒採用に力を入れていないことは多々あります。
「その会社がヤバいところだから」と言うわけではありませんが、新卒にとっては厳しい会社と言えるでしょう。
しかし、最初からガンガン現場に放り出されてスキルを磨きたいと言う人には向いてる可能性もあります。
モチベーションが高く、いきなり現場に出されてもどうにかなる自信・胆力がある場合は価値のある会社かも知れません。
新卒採用をしてもすぐに転職されてしまうなどで、新卒採用のモチベーションが低い
先ほどの例は、うまくハマる人もいるし悪質ではないのですが、こちらの場合はヤバいです。
本来新卒を取らなければいけない時期に会社があるにも関わらず、新卒採用に力を入れていないという事は、新卒に対する扱いがよくないということが考えられます。
例としては、研修制度が整っていない・社内の雰囲気が新人を歓迎していない・圧倒的なブラック会社などです。
この流れは以下のように形成されます。
待遇が悪い→新卒社員が退職・転勤→費用をかけたにも関わらず新卒社員が定着しない→さらに待遇が悪くなる
こういった悪循環がある企業はヤバいです。
新卒社員が去ってしまった後、「これはマズイぞ、会社を変えないと新卒が来なくなってしまう」と考えるなら、社内の風潮を変えたり新卒採用を強化するため、新卒採用に費用をかけない状態のまま放置などしません。
「どうせ新卒はすぐ辞めるんでしょ」と考えている企業に就職しないよう注意しましょう。
企業が新卒採用に金をかけているかチェックする方法
さて、ここまでは「新卒採用に金をかけているかどうか」がチェックするポイントとして大切だということを話してきました。
ここから先は、「実際に企業が新卒採用に金をかけているかどうかチェックする方法」について話していきます。
興味のある企業なら絶対見るべき 「ホームページ」
企業のホームページからは非常に多くの情報を入手できます。
興味のある企業については、隅々まで読んでおくことで情報を確実にチェックしておきましょう。
レスポンス対応しているかどうか
最近の学生はサイトを見るときにスマホで見る方が一般的です。
家でパソコンを開いてサイトを確認するよりも、電車の中などでスマホでパッと確認できるためです。
そこで、企業のホームページがパソコン用の表示ではなくスマホ用のサイズで表示されているかどうかチェックしましょう。
そもそも、企業の入り口となるホームページがスマホ対応していないという事は今の時代から考えればユーザーを考えていません。
ホームページに費用をかけていない場合は以下の3つが考えられます。
- 時代の流れに乗れていない
- 会社が金銭的に余裕がない
- ユーザーのことを考えていない
どの場合も新卒で入社するには懸念材料となります。
ホームページを確認し、費用をかけているかどうかをチェックしましょう。
新卒採用ページが整っているかどうか
上記とつながりますが、公式ホームページの新卒採用ページが整っていなかったらアウトです。
新卒採用のページが雑で見づらいなどの場合、新卒採用にかけているリソースが少ないという事です。
新卒採用は企業側にとっても大きな案件なのに、そこにリソースを回さないという事はヤバい会社かもしれません。
説明会でもらったら隅々までチェックしよう 「パンフレット」
企業の説明会や合説などのイベントでもらえる「企業パンフレット」からも様々な情報を入手できます。
材質が良いものかどうか
わかりやすい点で、パンフレットの材質が良いものかどうかということが挙げられます。
コピー用紙をホッチキスで止めただけのものと、しっかりとした業者に依頼して作成されたであろうパンフレットだったら好印象なのは後者ですよね。
自社のパンフレットをあまり良い材質でないもので作成している場合、会社がお金に困っていて新卒採用に回す費用が少ないことが考えられます。
社内が資金繰りで困っているところに新卒採用された新人が来ても、しっかりとした研修をさせてもらえるかどうかわかりません。
新卒では成長産業であるかどうかなどもチェックしましょう。
企業の情報が細かく掲載されているかどうか
企業のパンフレットに細かいデータが記載されているかどうかを確認しましょう。
具体的には、離職率などの企業にとって伏せたくなる可能性のあるデータなどが記載されているかどうかがカギになります。
そのような情報がパンフレットに書いてある場合、包み隠さず教えても良いほど大丈夫な会社・正々堂々としている会社の可能性が高いです。
しかし書いていなかった場合は、パンフレットに書けない理由があるのかもしれません(ここ数年の離職率が非常に高いなど)。
パンフレットに書いてなかった場合はホームページで確認して、それでも見当たらなかった場合、ヤバい会社かもしれません。
【まとめ】学生が企業を見極めるポイント
企業にとっても学生にとっても新卒採用というものは非常に重要なことです。
今後を担う人材の確保がしたい企業が費用をかけずに新卒採用をしている場合、あまり良い会社ではないかもしれません。
必要なことを確実にチェックし、納得できる企業から内定をもらえるように頑張りましょう!
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