とりあえず合同説明会っていうのに行って話聞いてみれば良いのかな?
就職活動をしている中で一度は聞くことがある「合同説明会」ですが、一体どんな企業が来てどう行ったことをしているのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に合同説明会に参加した経験を持つ僕が「そもそも合同説明会とは何か」「合同説明会は参加するメリットが少ないイベントである」について解説していきます。
内容一覧
就活における合同説明会とは何か?
合同説明会を一言でわかりやすく言うと、「たくさんの企業がブースごとに自社説明をしてくれる会」です。
もっと噛み砕いて言うと、「コミケの就活版」のようなものです。
これから具体的に説明していきます。
普通の説明会
そもそも就活とは、大学を卒業した後に勤める企業を見つけることを指します。
なので、就活生は各々の企業が何をやっているのか具体的に知りたいわけです。
そこで、企業側が就活生に対して「私たちの会社は○○と言うことをしていて、△△な人を募集しています。」と教えてくれるのが説明会です。
↑わかりやすい個別説明会の概要図
合同説明会
では、合同説明会は普通の説明会と何が違うのかと言うと、「企業・学生の数」が異なります。
一般的な説明会では「企業:学生=1:10~30」の割合なのに対し、合同説明会では「企業:学生=50~100:500~1000」とか普通にあります。
そのため合同説明会は、大きな会場を借りて沢山の企業をブースごとに分け、学生が気になった企業のブースを見て回ると言うスタイルになります。
↑わかりやす合同説明会の概要図
合同説明会に参加する意味
ここまでで合同説明会がどの様なものかイメージがついてきたと思いますので、まとめます。
- 企業も学生もめちゃくちゃ多い
- 学生は気になる企業のブースに訪れ、企業は学生を出迎えて自社の説明をする
これらの特徴から想像がつくかもしれませんが、合同説明会は学生一人ひとりをしっかりと見ることが難しいです。
限られた時間の中で非常に多くの学生に自社の説明をしなければならないわけですから仕方のないことですが、一人ひとりに割くことの出来る時間はわずかしかなく、自社説明の内容も薄いものになってしまいます。
その様な状況で合同説明会に行く意味はあるのかどうかをメリット・デメリットを踏まえつつ考えていきましょう。
合同説明会に参加するメリット
合同説明会に参加するメリットは1つだけです。
それは、「今まで興味のなかった業界の企業をたくさん見ることができる」と言う点です。
どうしても就活中は、興味のある企業や業界ばかりに目が行ってしまいがちになります。
その結果、思わぬ企業・業界との出会いというものがほとんどありません。
しかし、合同説明会に参加することで「こういう業界も面白そうだな、ちょっと話を聞いてみよう」となるかもしれません。
就職活動は社会人一年目を決める非常に重要なイベントなので、様々な企業・業界をチェックしておきましょう。
合同説明会に参加するデメリット
合同説明会に参加することのデメリットは3つあります。
- 有名企業のブースは人が多い
- 企業が多すぎてどこを訪れるべきかわからない
- 説明の内容が薄いため、個別の説明会の方が良い
有名企業のブースは人が多い
名前の売れている有名企業は学生が集中してしまい、ほとんど話を聞けないということも珍しくありません。
有名企業に就職すれば安泰という時代は終わったので、「有名だから・大手だから」などの理由で見に行くのは避けましょう。
企業が多すぎてどこを訪れるべきかわからない
企業の数が多すぎて、どこから回るか迷います。
自分の行きたい業界が絞れているなら合同説明会ではなく、企業ごとの説明会にいきましょう。
説明の内容が薄いため、個別の説明会の方が良い
学生の数が非常に多いので、企業側も対応に必死になります。
その結果、一人ひとりへの対応は薄くなってしまうので個別の説明会に行った方が濃い情報をゲットできます。
【まとめ】合同説明会に行くべき人・行くべきでない人
合同説明会に行くべき人は以下の様な人です。
- 業界が絞れていない
- 業界は絞れたが、他の業界ものぞいてみたい
また、合同説明会に行くべきでない人は以下の様な人です。
- 既に業界を絞っていて個別の説明会に行っている
- 自分の興味のある業界以外も既にチェック済みである
正直、合同説明会は参加するメリットが少ないイベントだと感じます。
人混みの中企業の薄い内容の情報を聞くよりは、少人数制の中身の濃いイベントなどに行った方が時間を有効活用できます。
しかし、全く業界を絞れていない場合は合同説明会に行っても良いでしょう。
自分が今どの段階にいるのかを見極めて、有効な時間の使い方をしましょう。
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